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by kiraku-jyuku
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桃の節句

お陰様で、長女の高校卒業式、無事に終えましたm(_ _)m

今日は…ひな祭り
我が家のお雛様は、豪華な段飾りではありません。
横浜の社宅住まいから子育てをスタートしたため、場所をとるので諦めました002.gif

もちろん、同じ社宅で飾っているお宅もありましたよ。
いやいや、こんなに場所とった?っていうくらい、出すと大きいんですよね~。
でも、時間かけながらひとつひとつ並べていくのも
きっと楽しいでしょうね016.gif

代わりといっては何ですが…
女の子が産まれたことを殊の外 喜んでくれた姑が、孫のために木目込みで手作りしてくれました。
桃の節句_e0227957_13595655.jpg

どんな想いを込めて作ったのかな043.gif

また、旅行へ行った先々で 可愛いお雛様をみるとお土産として買ってきてくれました。
桃の節句_e0227957_13591721.jpg

ミニサイズなので、玄関やらリビングやら、この時期は ちょこんと飾っています。
桃の節句_e0227957_13584711.jpg

娘たちも「段飾りじゃなきゃヤダ!」なんて一言も言わず(あまり興味がないのか?)
おばあちゃんの気持ちを大事にしてくれていました。

今は、亡き姑が揃えてくれたひな人形をみて懐かしんでいます。
生きていたら…長女の新たな門出を人一倍喜んでくれたことでしょう001.gif


061.gif実は私も…ひな人形をみるたびに温かい思い出が蘇ってきます。

私が幼い頃、3才?いや4才?の ひな祭りの朝……目を覚ますと枕元に、
卵の殻と(たぶん)ヤクルトの空き容器、色鮮やかな折り紙で作った
お内裏様とお雛様が仲良くちょこんと並んでいました。
私は飛び上がって大喜び016.gif

私の両親は若くして結婚し、すぐに私が産まれ、経済的にも大変だったのです。
洋服も母のお手製や、近所のお姉さんのおさがり…(昔は当たり前でしたよね~
母なりに知恵を湧かせて生活していたんだと思います。
私を寝かしつけた後に、お雛様が作れないか?と 折り紙を見つめながら
試行錯誤し 作ってくれたんでしょうね。
幼さな心にも 母の優しい愛情を感じたものです012.gif

横浜から宇都宮に移り住んだ12年前、
「一軒家になったんだから 、せめて孫には段飾りを買ってあげるよ」と、
両親の申し出があったけれど、
『物の価値よりも 心や想いを大事にしたい…。
義母が作ってくれた木目込み人形も大切なものだし、
私は折り紙と卵の殻のひな人形で充分嬉しかったのだから…。』と 想いを伝え、
その当時の貧乏生活を親子で懐かしんで泣き笑いしましたっけ041.gif

そんなわけで…未だに我が家のひな人形は変えておりません。

私が次女のためにトールペイントで手作りしたもの。
義母の手作りひな人形と並べているのですが…今、貸し出し中。
紹介できず残念。
もしや、次女が嫁に行き遅れる暗示?
いやいや、サッサと追い出すため、ひな人形はサッサとしまいますよ031.gif

娘たちの価値観が 世間とズレていたら 私の責任ですね008.gif
でも、それぞれが家庭を持ち…子を産んだら…
そのときに私の子育ての真価が問われるわけで…、

あ~ こわい042.gif


文責:岡田恵子
by kiraku-jyuku | 2012-03-03 14:13 | Comments(0)